心にきみという青春を描く




私はただの後輩で、それ以上にはなれなくて。
さらには目すら合わせてもらえないほど避けられているというのに……。

でも私はどんなに拒絶されても先輩を好きじゃなくなるなんて考えられない。


恋って、もっと楽しいと思ってた。こんなに苦しいなんて知らなかった。


私はそっとなぞるように青いひまわりに触れる。


……本当にズルいです。先輩の視線を独り占めするなんて。


一瞬だけ頭によぎった黒い感情。

これを捨ててしまえば先輩を縛っているものはなくなってくれるだろうか。

その瞳に映さなければ、葵さんへの想いは遠退くだろうか。


……最低だ、私。

こんなことを考えてしまう私は先輩に意識されなくて当然なのに。自分の汚さと情けなさで涙がぽろぽろと溢れていた。