ガチャ

「あれ?なんで暗いの?」

パチっ

「兄さん、何してんの?
あれ?お邪魔だった?!」


「大丈夫ですよ!
さぁ、恭也さんもリビングに戻りましょ」




もう少しだけ…

二人の時間を…
虎之介の方に向かう愛菜を見つめて
少しばかり寂しくなった。



僕達は翌朝ご飯を食べて
すぐに実家をあとにした。