天国への橋
青春・友情
完
1
- 作品番号
- 149475
- 最終更新
- 2008/10/03
- 総文字数
- 10,829
- ページ数
- 20ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 7,243
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・友情36位(2008/10/09)
- ランクイン履歴
-
青春・友情36位(2008/10/09)
雨上がり
空に架かる 虹色の橋
それはきっと
天国へと続いているに違いない
―――短編です―――――
青春物と言うか、家族ものかもしれませんf^_^;
この作品のレビュー
虹の架け橋は天国への道・・・ いつかは渡る天国への架け橋・・・ その橋を渡る人と、残った家族・・・ 双方ともにドラマがあり、人生があります。 切ないものです。
幼き頃に、自分と母を捨てて出て行ってしまった父。 二人きりの生活。父親の居ない生活が当然になっていた日々に、突然の訃報が…。 遠い記憶の中とは違う容姿になった父親を見て、十二年間で溜めた蟠りを胸に、息子は何を思うのか…。 二十ページの中に込められた父と子の絆を、キミエさんの素敵な文章でお楽しみ下さい。
この作品の感想ノート
オサさんだぁ
来てくれたんだ
嬉しい
子供って、大人の身勝手さに振り回されつつも、その中でしっかりと何かを掴んでいるんじゃないかな…と思ったんですよ
大人も、自分の身勝手さを理解しているから、歩み寄れない
受け入れる勇気と受け入れられない恐怖
大人の身勝手さから成長を学ぶ子供
たくましいなぁと思うんですよ
誰も救われないんですよね、この話
オサさんの言う様に、誰も幸せになれないの
離婚も、オサさんの言う通り
全てを認めた上で、そんな自分を認めた上で、前進しなきゃいけないよね
ちなみに、オサさん結婚
期待しちゃうよ?
もう!このお父さんに言いたいことが山ほどあります。
そして、このお父さんが恋をした女性にも!
せめてこの二人が2年で別れていなければ、こんなに感情的にならずに済んだかもしれませんけど。
コンニチハ!ご無沙汰しておきながら、いきなりボヤくオサコです。テヘヘ。
人は何かを得る時、何かを失うこともあるわけで、それが“成長”につながるものだとすれば、こんなにも嬉しいことはないと思います。
しかし!!
お父さんは子供を失って本当に哀しかったのかもしれない。
だけど、同時に子供から“父親”や“家族の温もり”や“思い出”やその他沢山のものを奪ったと言う事を、決して忘れないで欲しいと思う。
そしてその上で覚悟を決めて、新しい生活で幸せになって欲しかった。
なのに、これでは誰も幸せになれなかったじゃないか。
と大人になりきれないオサコは単純に哀しく思いましたよ。
このお母さんのお父さんに愛情が哀し過ぎますよ…
オサコも結婚したら、考えがかわるのでしょうか?こうご期待です(?)
内容とは関係ありませんが、相変わらずキミエちゃんの作品は言葉がきれいでいいですね?
長々と失礼しました~
キミエさん、こんにちは
ほんとうです。
けっこう離婚の危機とかはあります。
なかなか一生うまくいくことなど無いでしょう。
家族を結びつける何かがないと・・・
想像だけで書かれているとは思えない現実感があります。
読んでいて、苦しくなります。
そして彼の気持ちが分かる気がします。
私も今は、娘の為だけに生きているようなものでしょう。
毎日が苦しくて、そんなに長生きできる気がしませんが、生きている間は、家族を大切にしようと思っております。
とても心に残る物語でした。
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