「うあああああ!!!!!!」 僕は発狂しながらアヤカにナイフで切りかかった。 「こ、こいつ! やばいぞ!」 僕の攻撃にいつになくアヤカは恐怖で顔をひきつらせながら身を縮めた。 そんなアヤカの耳に僕のナイフがかすめた。 同時にアヤカの耳はぱっくりと切れ、そこから真っ赤な血が流れた。 「きゃああっ!!!!」 アヤカは耳をおさえながらのたうち回った。 クラスメート達は唖然としたまま立ちすくむ。