今までの記憶も、思い出も、 誰にも知られたくない。 秘密にしていたいんだ。 だから、僕の心の中にしまっておきたいよ。 僕の空っぽの胸の中にある、君との時間。 ふと、雨に濡れた、君の髪の匂いがよぎる。 すうっと息を深く吸うと、 風のように抜けていく、 あのときの君の香り。