双子姉妹

代わりに、小春ちゃんには涼太を譲るつもりだった。


だって、絶対に武人君の方がいい男だもん。


「涼太君とデートだなんて、あたし、どうしていいか……」


オロオロする小春ちゃんに、あたしはニッコリとほほ笑んだ。


「今度はあたしが小春ちゃんを涼太好みに仕上げてあげるね」


そう言って、服を選び始めたのだった。