ずっと、仲良くしようとしていたけど
はっきり言えてすっきりした。

これでいいんだ。


すごく気持ちが楽になった。



喫茶店を出て廊下を歩いていると
後から結子の声が聞こえた。


「菜美ー!!
そろそろお昼だよ!!」

結子が走って私のところに来てくれた。

ふと周りを見るとみんな同じ方向に向かっていた。


「私たちも急ごう!」

結子と手を繋ぎ私たちも講堂へ急いだ。