「本当は、ナチュナルにいきたかったが、水美の幸せそうな顔を見ていたら、王道のプロポーズになった…こんなんで、水美が喜んでくれるか、不安だったし…断られたらどうしようかと思ってた」
「うそ。瑛飛さん余裕たっぷりだった!」
「失礼だな。本当だよ。なんせ、子供が欲しいとか先に言われて、狼狽えてた俺だからな。愛想尽かれたかとヒヤヒヤしたよ」
そう囁き合うのは、ずっと1人では寂しいくらいだった大きなベッドの中。
肩枕をされながら、私は拗ねてぷくっと膨れて見せていて、そんな私の髪を撫でながら彼は甘い声で笑いながらそう言ってきた。
「なんてったって、俺は水美にぞっこんだからな」
「それは、こっちのセリフ!」
「なーんで怒ってんの?」
「怒ってないの、拗ねてんの」
「くくく…可愛い水美。…俺だけの、水美…」
「もー!そういうことばっかり言うと、私駄目になっちゃう!」
「駄目になれって。その為に俺がいるんだろ?」
「でも…」
少しの沈黙。
これからのことを考えて、少しだけ考え込む私を抱き締めて、彼は言う。



