【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜



そんなことを考えつつ、運ばれてくる料理と、彼が選んだシャンパンを口にした。


店内のムードはバッチリだった。
私も、美味しい料理に舌鼓を打ち、淡い琥珀色のシャンパンを飲み干していた。
普段はそんなに酔わないのに、今夜に限って瞳がとろんとしてしまうのは…これも彼が掛けた魔法の一つなんだろうか?


「水美…そこまでにしておけよ?」

「んー…」

「まだ、これからきっと楽しいことが起きるから…」

「んー…?」

「…ま、今が頃合いかもしれないな」


私が中途半端な返事をている間に、彼はどんどん話を進めていってしまう。
そして、かたん、と席を立つと徐に彼は私の前に片膝を付いて両手を差し出しきた。