改めて、彼の存在がいかに大きいかを思い知る。
それは、自分の中でも課内でも。
別に彼に習ったわけではないけれど、私も大きな声で皆にゲキを飛ばすことが増えた。
新人くんは、私のその言動に先ず驚く。
「久倉補佐って、まだ28歳なんですよね?なのに補佐とか凄くないですか?」
「俺、補佐ってマスコットキャラだって聞いてたんですけど、マジ仕事バリキャリじゃないですか!」
年齢とか、立ち位置なんかは気にしたことないけれど、今の私は他の人からはそう見られているようで。
相変わらず、彩良ちゃんには「無敵」なんて言われちゃうんだけど…兎にも角にも、私は仕事が楽しいし、毎日充実していた。



