「渚はどう思ってる?」 「わたし……っ」 好き。すごく好き。 ゆうちゃんのこと、ずっと好きだった。 図書室に来ることが楽しみで、一日が長く感じてた。でも、ゆうちゃんと一緒にいる時間はすごく短くて……。 好きだけど、わたしたちは先生と生徒。絶対に越えちゃいけないって思っていた。 ああ、でも。 今日は卒業式。そっか。わたしは元生徒ってことになるんだよね。 いいの? よくないの? でも、わたしの心は……。