気高き誇りを胸に、自分を破滅へと導く者。 そう言ってしまえば、嫌な感じがするけれど、実際はそうじゃない。 …別に、誰かの命を奪ってまで、生きてゆくつもりはなかった。 けれど、代々呪われたこの身は、否応なしに愛を求めた。 それが叶わないと、底知れぬ痛みが意識を支配し…その痛みがどんどん膨らみ弾け飛んで…気付けば血を啜り、この腕の中で命を絶やした。