「……だって。……貴女しか、いないでしょ?」 何時だって、願うのは…たった一人の存在だった。 ずっと探してた。 焦がれてた。 …同じ痛みを知る存在。 そんな人物が今、自分を求めてこの古城の近くまで来ていると知り、灰色で埋め尽くされた世界は一気に色付いた。