「花奈ちゃん、俺……」 司君が話を続けようとした時…… 「見ちゃったの」 声を振り絞って伝える。 「司君が、結婚式にいた綺麗な女の人と歩いているの、見ちゃったの」 かろうじてそう声に出した私は、司君から見ても分かるくらいガクガク震えていた。 どうか司君、正直に教えてください。 そしてもう、二度と会わないと言ってください。 必死でそう祈ったが…… 「あー、美沙子ちゃんね。 見られちゃった」 悪気もなく私に言う。 み、見られちゃったって、何? まさかの、開き直るパターン!?