「お前図書委員に決定な」 「はぁ?マジで……面倒くさい」 「そう言わずに、よろしくなー!」 ……なんでだよ。 俺、やるなんて一言も言ってないのにさ。 この時は最悪だって思ったけど、そんなことどうでも良くなった。 委員会に行ってみれば、そこにはハルがいたんだから。 それに担当も同じペア。 それも1年間ずっとだ。 毎日とは言わなくても、昼休みに一緒にいることが出来る。 それだけでも嬉しさが込み上げた。 それなのに……