そして、もう一つ秘密があって。

この印は、"不老の力を手に入れた時淡く光る"んだって。だから光っている今、私は不老なんだ。

これに気づいたのは、数ヶ月前。まだ6人に会う前のこと。

「っていうわけです」

「「「「「・・・・・・・・・」」」」」

しーん・・・・・・と沈黙が流れる。

どう、言われるかな?私、これが嫌いでなるべく肩出しのドレスは着ないようにしている。でも、この水着はねぇ・・・・・・ノースリーブタイプだから。

「す、すごい!」

「へ?」

「すごいね、友香は。だって、魔力最強なんでしょ?」

「よね。道理で私たちが敵わないわけよ」

「ですわね」

「だな」

私のこの印を興味津々の様子で見てくる。は、恥ずかしいっ!

「ちょ、見るのやめて!」

急いで手で隠す。5人は残念そうな顔をしてるけど。

でも、これを持つことは危険も伴う。

誰でも、魔力最強になりたいんだ。だから、私の魔力を取り込んでしまったら、私が死ぬの。それと同時に、魔力もそいつに取られる。だから、誘拐のターゲットになりやすい。

まあ、ミューナは貴族も多いし、王宮にも近いからって許されたんだ。