「はあっ、緊張するぅぅぅ〜〜」

「大丈夫だろ。つーかお前って緊張する方だっけ?」

「桜は可愛いからすぐに友達できるよ!私はブスだから誰も近寄らないって」

今、私と桜は教室の前に来ている。さっき6人揃って教員室に行き、それぞれのクラスを聞くと綺麗に振り分けられていた。

澪とえりかが1組、愛梨と花恋が2組、そして私と桜が3組。全部で3クラスあるんだって。

で、わたしが一番心配してるのは友達だ。お父様は、

『むむ、愛梨ちゃんは茶髪で問題なし。桜ちゃんは金色だけど大丈夫。瞳はカラコン。澪ちゃんは白に近い金色・・・・・・うん、大丈夫。カラコン。花恋ちゃんはピンクか。よし、魔法。えりかちゃんは黒髪、大丈夫。友香は金色・・・・・・大丈夫』

とか何とか呟いてから、『皆可愛いから友達は問題無し!』って、断言したんだよね。

全員で速攻否定した。あ、私を除く五人はしなくてもいいのにね。この無自覚集団!