言わないといけないんじゃない?だって国内の危険みたいなもんでしょ?

「それほど大きいなら、国王様も気づいてるさ」

別れ際、桜はそう言って家に帰っていった。ぽつんと、私は1人。

「ま、大丈夫だよね」

この時軽〜く考えていた私。

今後、この事件が大きく運命を変えていくことに、私は、いや、私たちは-







知る由もなかった。