「冗談よ。そろそろ桜が来るわ」

私の状態を見ながらクスクス笑う。からかうなぁ〜!

「だってだって、文化祭だよ文化祭!魔法の文化祭なんだよー!」

「友香、声大きい」

ん?こ、この声は・・・・・・そろ〜っと、振り返ってみるそこには

「あら、桜。おはよう」

「おはよ。友香うるせえ」

私の後ろには、大きな扉を開けて仁王立ちしている桜がいた。桜、顔っ!怖い!

「ゔゔー、桜は文化祭に興味ないの?」

「は?Sクラスの出し物って魔法の占いだろ?無駄に魔力使うし」