家から然程も遠くない山に入って、数時間歩いた時、少し寂れた赤い鳥居が見えたんだ。 それで… 「神様にお願いをしようとしたの」 「お願い…?」 大和が首を傾げる。 そう。 最後に大和が私を忘れて幸せになれるように、願おうとした。