「───────円花!!!!」 一際、大きな声で名前を呼ばれた。 「ん…」 意識が浮上する感覚がする。 ガタガタと身体が揺れて、ふわふわと頭が回り出す。 もう息を呑むほどの綺麗な、真っ青な海は広がらない。 「───────円花…!!」 今すぐ抱きしめたい人の声がする。