その画面に映っていたのはAラインのふわふわのドレスを着た凄く可愛い女の子二人で、顔が不機嫌そうに歪んでいる。
「え、誰?」
このむすっとした顔、誰かに似てるんだよね……。
頭を傾げていると、小鳥遊君は意地悪そうに口角を持ち上げた。
「これ、凌とその弟なんだよねー」
「「はぁ!?」」
京は小鳥遊君の手からスマホを奪い取ると、スマホをまじまじと覗き込む。
私もスマホをまじまじと見た。
メイクしてカツラ被っているから一目では分からないけど、確かに片方の女の子は寿永隊長だった。
「寿永隊長、美人!弟君も可愛い!寿永家の遺伝子凄い!」
興奮した京はちょっとお馬鹿っぽい。
でも、京の言うとおりだ。
寿永隊長は元々整った容姿をしているけど、中性的な顔立ちな訳ではない。
それでも女の子の格好が似合うということは元が良くないと出来ない技だ。



