「大方、俺の体と呪いのことだろ?」 「当たりです……」 否定しなかった彼女に、無意識にため息が漏れた。 彼女には知る権利があるから菖は俺の元に寄越したのだろう。 だが、今は──。 「今はお前に話すつもりはない」 「え?」 「それに、今回の事件を追っていれば知りたくなくても分かるよ」 俺は納得が行っていないような顔をする彼女をシャットアウトするように目を閉じた。 「俺は寝る。お前も部屋に戻れ。お疲れ」 一方的に冷たく突き放すように言った。 それなのに、彼女は──。