……。


そう聞くと叶多の家が一番マシ…?


いや、それとこれは別だ。


「ここに済ませてもらえるのは嬉しいし、ありがたいよ?でもね??叶多の部屋を私が使う必要はないと思うなぁ?」


まさか蒼竜に潜入するだけで、こんな目に遭うなんてね。


思いもしなかった。


出逢って2か月の男と同居なんて信じらんないよ。


「それじゃ、寝るところねぇじゃん」


「……え、でもさ。私が叶多の部屋使ったら、叶多が寝るところないじゃん」


まさか一緒のベッド使うとか言わないよね!?


そうなったら即・潜入作戦中止だ。


「別に俺はどこでも寝れるから」


…なんだかんだで優しい系?


まぁ、私を居候させてくれてるだけで既に優しいか。