Next To You…永遠に。

「ごめん」


「別に」


何か…歯車…が狂っていたことを、今自覚した。


今まで、こんなに気まずい空気が流れることはなかった。


全部私が悪い。


「ごめんね?ちょっと私どうかしてたみたい!」


無理矢理笑顔を作って晴輝に言う。


「あぁ。…こっちこそ悪かったな」


……ほら。


歯車が狂っている。


お互いがお互いに気を遣って。


微妙な空気を作って。


何してるんだろ。


蒼竜に行けなんて言われなければ、こんなことにはならなかった。


それとも、私がさっさと蒼竜に行ってればこんなことにはならなかった?


……ごめんね。


もうちゃんと蒼竜に行くから。


自己チューは今日で終わりにするから…。