Next To You…永遠に。

叶多いないんなら、自分一人のために昼ごはん作るのも面倒だし、外食しよっかなぁ。


ハンバーガー屋さんでも行こっかな。


夏季限定商品もあるらしいし。


テイクアウトすればいいから、お財布だけを持ってハンバーガー屋さんに向かうことにした。


身だしなみをサッと整えて、家を出る。


歩いて10分くらいで着いたハンバーガー屋さん。


涼しい店内に入ると、お昼前だからか空いていた。


そんな店内に、騒がしい団体か一組テーブルについていた。


「え……」


その団体は、麗桜だった。


店の入り口で固まる私。


まだ気づかれてない。


とっさに下を向いて、レジカウンターで注文をする。