Next To You…永遠に。

今さらになって、こんなに過去に苦しめられるなんて思ってもなかった。


自分の中で、もう吹っ切れたつもりだった。


だけど、本当に小さなきっかけで悪夢が始まり、こんなに最悪な過去の夢を見せられた。


それも毎日毎日。


海では知らず知らずのうちに封印していた記憶がよみがえった。


いっそのこと、あのまま沈んで消えてしまいたかった。


「……何で、私を助けたの…?海で……。助けなくてよかったのに…」


あのまま死んだ方が楽だよ……。


「ふざけんな。俺がお前に死んでほしくねぇんだよ。だから死ぬな。お前はお前だろ。周りが何と言おうが、お前はお前だ」


叶多………。


「……俺は俺なりに結柚のこと支えるから。頼りたくなったときに頼ればいい。俺は、絶対にお前を裏切らない。絶対味方だ。だから、もう寝ろ?な??」