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『死ねよ』
キツい言葉を浴びせられる小5の私。
『私は何も悪くない……っ』
本当に悪くないんだよ……っ。
『悪いだろーがよ!!お前みたいな穢れた血の通った人間はこの世にいらねぇんだよ!!!』
男子たちに暴行を受けるのが朝の日課だ。
この学校に〝先生〟なんていない。
無法地帯だ。
誰も助けてくれないんだ。
穢れた血の通った人間だから。
『あーあ。あと1ヶ月で5年生も終わりかぁ』
『まぁでもクラス替えなんかないから、ずーーっとコイツいじめれるけどねー??キャハハハ!』
小5のいじめなんて可愛いものだと思ってるかもしれないけど、全然そんなことない。
暴力は当たり前で椅子に画ビョウがくっついてるのも当たり前。
机は落書きで木目すら見えなくなっていて、ロッカーからは生ゴミの生臭い臭いがする。
クラスで飼っていた金魚が死ねば私のせいになって、体育の授業があれば私は仲間外れ、もしくはボールを延々当てられ続ける。



