Next To You…永遠に。

水面が見えなくなるぐらいまで潜ったら、ようやく結柚に追いついた。


グイっとありったけの力で沈む結柚を食い止め、抱き寄せてから水面を目指す。


そろそろ息が苦しい。


俺の腕の中にいる結柚は、気を失ってるのか全く動かない。


それでも、体温は感じるから大丈夫だ。


「っはぁっっ」


死にそうになりながら水面に顔を出す。


砂浜までかなり距離あるな。


「大丈夫か?」


とりあえず聞く。


「……うん…」


か弱い声が微かに聞こえた。


突然結柚の身に何があったのか。


聞きたかったけど、聞いてほしくないこともあるだろうから開きかけた口を閉じて、砂浜まで結柚を抱き寄せたままゆっくり泳いだ。


【叶多side END】