Next To You…永遠に。

「はぁっはぁっはぁっっ」


怖い─怖い─怖い。


水が怖い─。


「結柚!?」


突然過呼吸を起こす私に、叶多が焦っているのがわかった。


浜辺まで距離が結構ある……っ。


「はぁっはぁっ」


次の瞬間、全身の力が抜けるのがわかった。


そして、暗い暗い谷底へと沈んでいく……。


あの月夜の日…。


両親は、自分たちの快楽のために私を殺そうとしたんだ。


「おい!!!」


水面から私の方へと伸びてくるたくましい腕。


「んーーっ!!」


来ないで来ないで来ないで─。


私に触ろうとしないで……っ!


水面から伸びる腕は、あのときの両親の腕と同じだ─。