Next To You…永遠に。

「てか、こんな凄いホテル、泊まれるものなの?」


泊まり逃げとかしないよね?


いくら暴走族だとはいえ。


絶対高級じゃん、このホテル。


「タダだぜ!タダ!」


涼はわかりやすくテンションが上がっていて、ホテルの入り口へ走る。


「ちょっと待ってよっ」


私たちは慌てて涼の後を追う。


ホテルの中に入ったら、吹き抜けになってるロビー。


シャンデリアなんかも吊るされてる。


「タダってどういうこと?」