Next To You…永遠に。

それを見つけたとたん、心臓がドクンと波打った。


…正常でいられない。


今日も悪夢を見た。


あの日から毎日見続けてる悪夢。


たった一言〝目障り〟って言われただけでこんなことになるなんて、弱いなぁ、私も。


もっと強くならないとな……。


「……あの…叶多……」


強くならなくちゃ、と思ってるクセに、弱々しい言葉しか出てこなかった。


「………何」


冷たいその一言で、私の勇気はあっという間に砕かれる。


「……その…ごめんなさい……。コップのことも…晴輝の件も……」


こんなに勇気が必要な場面なんて初めてだ。


「別に」