Next To You…永遠に。

そして今。


叶多を欺くことに抵抗を持つ自分がいる。


「コンビニの前で、中野晴輝と楽しげに歩いてたじゃねぇかよ。とぼけても無駄だからな」


コップを割ってしまったときと同じくらい鋭い目付き。


「……歩いてたよ。それが何か?叶多には関係ないよ」


叶多は私を疑ってるんだろうね。


無理ないか。


……疑われるってこんなに傷つくことだったけ。


「関係あるっつーの。ちょっとそこ座れ」


と、強引に腕を引っ張られてソファに座らされる。


「……まだ麗桜と繋がってんのかよ」