Next To You…永遠に。

こんな朝から行くところもないなぁ…。


どうしよう……。


こんなとき友達がいたら、家に居候させてもらえたりするんだろうな。


私は、迷ったあげく、暑さから逃れるためにコンビニに避難することにした。


「あ……」


思わず声を出してしまい、慌てて口を押さえたけど、気づかれてしまった。


一番会いたくない人間に。


この、広くないコンビニで。


向こうもビックリしたのか、私を見て固まっている。


無視してアイスを買おう。


そう決めるのに時間は必要なかった。


決めたら即行動の私は、出会いたくなかった人間…晴輝を避けるようにしてアイスコーナーへ向かう。


「結柚!」


あー。


やっぱりか。


やっぱり声かけられるよね。