Next To You…永遠に。

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いつのまにか辺りは真っ暗になっていた。


ずっと、行き場もなくフラフラしていた。


私には家がない。


倉庫以外に帰る場所はない。


だから倉庫に戻らなきゃいけない。


憂鬱になっていたとき、着信音が鳴った。


「もしもし」


『結柚、戻ってこいよ』


晴輝からだ。


夜になっても帰ってこない私を心配してくれてるんだろうか。


「……そうだね」


スパイになることを受け入れたら、もう麗桜の皆に会えなくなっちゃう。


『さっきは悪かった。自分の意見押し付けすぎた』


「………」