Next To You…永遠に。

「まぁ、一対一でやろうってところはまだマシだね?そんじゃ、私教室戻るから」


さっさと立ち上がって、トイレを出ようとする。


「待ちなさいよ!私にそんな口利いてただですむと思ってるの!?」


「思ってるから言ってるんじゃん。頭大丈夫?」


キィキィ言ってるだけの猿女に私が負けるとでも思ってるのかな。


さすが色んな意味で頭おかしい女だ。


「じゃあいいわ。好きにしなさいよ。─そのかわり、覚悟しとけよ。人間のクズ」


「私がクズならあなたはゴキブリってところかな?」


何も言わずに去るのは癪に障るから、それだけ言い返してそそくさとトイレを出る。