Next To You…永遠に。

「暮らさざるを得なかったんじゃん!!麗桜のためじゃん!!」


晴輝の言い分が嫉妬から来てるものだとしても、最低…!!


最低だよ…っ。


『違う方法考えろよ。彼氏いるクセに他の男の家に泊まるとかありえねぇから。だから俺も浮気した。つーかしてる』


違う方法!?


「ふざけないでよ……!!何なの…!?晴輝がそんなヤツだとは思わなかった…っ!!もういい!!!麗桜なんか蒼竜に潰されたらいいんだよ!!!」


ガシャンッッ


受話器を叩きつけるようにして戻す。


それと同時に、滝のように涙が溢れてきた。


「うぅっ…っ」


みるみるうちに、地面に小さな水溜まりができる。


悔しかった。


悲しかった。


そして、なにより、苦しい…。


「苦しいよ……っ」