今、 メイの中には、 二人の神崎メイがいた。 一人は、 人として生きることができない自分を呪い、 悲劇の舞台に上がり、 主役として演じようとも、 自身のシアワセのために生きることを選んだ少女。 そして、もう一人は、 そんなメイと、 人形の悪魔によって創り出された、 誰もが憧れ、 誰もが愛する完璧な少女。 二人の神崎メイの物語は彼女の中で交錯し、 激しい憎悪と後悔を倒錯させ、 永遠に苦しめる。