「大丈夫だよ! お姉ちゃんならすぐに治っちゃうって…! それに祐希さん達だって、きっとお姉ちゃんにはやく会いたいって思っているよ!」
そう言って風花は美花を励ました。美花は風花の言葉になんとも言えない寂しそうな顔をした。
「……そうかな。私、病院でもかなり取り乱したし……みんなにも、だいぶ迷惑かけたからな……」
美花は申し訳なさそうにうつむいた。
見舞いに来た裕希達を冷たく突き放してしまったことを、美花は今まで何度も後悔していた。
なぜあの時、自分は素直になれなかったのだろう? と……
「私はみんなに最低なことをしたな……どんな顔してあいつらに……」
美花がそう口ずさむとーーー
「大丈夫っ!!!!!!!」
風花はパーで思いっきり美花の背中を叩いた。
「いってぇ!!!!」
美花は痛みで声を上げた。ジンジンと身体に響くほど強烈な張り手だった。



