同じ頃。美花の病室では、美花が一人、涙を流しながら窓の外を眺めていた。真っ暗な夜の空に月がぼんやりと輝いている。 「……………」 美花は友人はおろか看護師でさえも病室の中に入れようとしなかった。髪型も朝整えたポニーテールのままだ。 「なんで、私が……」 美花はぽつりと呟いた。風花が回復して、ようやく二人の夢がまた動き出したばっかりだった。 なのになぜ? なぜ私はここにいるんだろう? 美花はただ彼女自身の運命を呪った。 その時、