「ねぇ、絃ちゃん」 「……っ」 遼くんが私の目の前に立って、顎をクイッとされて目と目が合う。 「きっとこれから俺に惚れちゃうよ?覚悟しててね、いーとちゃん」 そう言っておでこにキスを落とされ、私はドキドキしすぎて破裂寸前。 雅さん、蓮くん、葵くん。 3兄弟からの猛アタックにただでさえ困っていたのに…… 今日から強敵がもう1人増えてしまいました。