続けられる律動に抵抗する気力もなくなった頃、
「マホ…子供つくろ…」
シンさんのつぶやきに目を見開いた。
ゾワゾワと湧き上がる恐怖。
腰を押さえるシンさんの腕に力が入る。
「イヤ!やめて!」
「大丈夫。幸せにするよ…」
「イヤーーーーー!」
この行為が終わるのを必死で我慢していただけだったのに、シンさんの目的は他にあって、そんなことにも気が付けなかった自分の馬鹿さ加減を恨んだ。
どれだけ抵抗しても許してくれず、身体だけじゃなく心も壊されてしまったようで……
結局、私の抵抗は無駄に終わった。
もう涙も出ない。
身体の中に異質なものを感じて吐きそうなのに、吐いたらもっと酷いことされるんじゃないかという恐怖で必死に堪えた。
とても長い時間に感じたあと、私の腰に回っていた腕が離れて、階下からシャワーの音が聞こえてきた。
その途端、弾かれたように起き上がり、服を着て、この部屋から逃げ出した。
見つかって連れ戻されるんじゃないかって恐怖と戦いながら、できるだけ早く、少しも気付かれないように、
逃げ出したいっていう考えしか頭になかった。
「マホ…子供つくろ…」
シンさんのつぶやきに目を見開いた。
ゾワゾワと湧き上がる恐怖。
腰を押さえるシンさんの腕に力が入る。
「イヤ!やめて!」
「大丈夫。幸せにするよ…」
「イヤーーーーー!」
この行為が終わるのを必死で我慢していただけだったのに、シンさんの目的は他にあって、そんなことにも気が付けなかった自分の馬鹿さ加減を恨んだ。
どれだけ抵抗しても許してくれず、身体だけじゃなく心も壊されてしまったようで……
結局、私の抵抗は無駄に終わった。
もう涙も出ない。
身体の中に異質なものを感じて吐きそうなのに、吐いたらもっと酷いことされるんじゃないかという恐怖で必死に堪えた。
とても長い時間に感じたあと、私の腰に回っていた腕が離れて、階下からシャワーの音が聞こえてきた。
その途端、弾かれたように起き上がり、服を着て、この部屋から逃げ出した。
見つかって連れ戻されるんじゃないかって恐怖と戦いながら、できるだけ早く、少しも気付かれないように、
逃げ出したいっていう考えしか頭になかった。

