私も思わず笑ってしまうと、剣士くんと目が会った。


「あっ、あの今日は助けてくれてありがとうございます」


緊張で上ずる声。

「ああ、いいよ。

弱い総長に守られるより、俺が守ってやろうか?」


挑発的な口調。