高く広がる紺碧の空。



ひとひらの風が、行き交う。



世界はとても、澄んでいた。




どこまでも、…一点の曇りもなく。




光に満ち溢れ、生命の息吹がそこここに、常に感じられていた。




もう、誰にも邪魔される事なく………。




Fin.