一行の士気は下がり、皆が下を向いていた。


誰もが喋らない。
無言という重い沈黙が胸を掻き乱す。


暗い天を仰いでも、口は閉ざされ、そのまま上手く言葉を発することが出来ないのだ。


そう…いつもなら、何かにつけてアリアに話し掛けるコナーでさえも、黙ったままだった。


けれど、その場の陰鬱とした雰囲気を断ち切ったのは、他の誰でもない、アリアである。