「アリア…?」

ジッと遥か頭上を見上げているアリアに対して、皆の心の中にある不安が、跳ね上がっていく。

それをどうにか捩じ込んで、皆は一斉にアリアに習って上を見上げた。


眩しい…。


「ソコ」には奇妙な光があった。
ずっと暗闇の中で過ごして来たからか、その熱を孕んだ光がとてつもなく眩く感じる。


「……来る…」


アリアの呟きと共に、一気に空から黒い染みのように次々と敵が地上に堕ちてくる。

見た所、それらは全て雑魚のようだったが、数と勢いは半端なかった。