「わかった、ちゃんと帰る。……お前、本当に斎陵に行くのか?」 学校帰り、というのなら、同じ学校にいるということだろうか。 真紅は架に斎陵学園に来るように要請したし、架はそれに肯いた。 「行くよ。俺が従うのは真紅ちゃんだって、もう決めたから」 「……友達からどういう飛躍してんだ」 従うって言っちゃったよ、この弟は。 「けど……いいのか? 斎陵って言ったら、黒藤や月御門もいるんだぞ?」 「―――」 ぴた、と架の足が停まった。