好きになった子は陰陽師になった。ーさくらの血契2ー【完】



「れ、れいっ?」
 

いきなりな行動にばかり出られて、真紅は戸惑うしかない。嬉しがるしかない。


「また明日、逢いに来るから」


「あ、ありがとう……」


「じゃあな」


「う、うん。――あの、でも無理はしな――むっ!」
 

最後まで言わせずに、黎が唇を塞いできた。


「そういうこと、言わない」