翌日から、執務室での打ち合わせや大臣との会議など、王女が担当する、福祉問題の会議などが毎日ある。 もちろん、王や王太子の公務の量には及ばないが、王女にとって慣れない公務に少し疲れが見えた。 その1週間後、初めての視察という公務。 代わりに行くことを王から直接言われた。 私には、理由を聞くことも、拒否することも出来ない。 了承するしか、なかった。