「ごめん…みんな…もう、無理だ…俺の頭の中に弾(アレ)があるから…みんなの力になれなくて、ほんとにごめん…」



そういった和は頭から血を流しながら、死んでいった。



その姿はまるで生きているかのよう。


齋藤さんの膝の上で死んでいったのだった。


その後、みんなは泣き崩れ、先生は何が起きたかわかっていなかった。


なんて人間はおろかなのだろ…私は毎度毎度そう思うのであった。